エンジンの駆動力がチェーンを通じ後輪へ。

図のように、スイングアームがフレームを押しやり進んでおり
その接点は、ピボットシャフト、リアシャフト及びベアリングたちが担っております。

また、例えば下記のカーブ走行のケースだと

スロットルをひねると、チェーンのある片側だけが引っ張られ
ライダーやマシンの自重が加わった遠心力とトラクションやアンチスクワットの板挟みに加え、路面の不規則な凸凹と、一言では表現できない高負荷な状況におちいります。

しかも、昨今のタイヤはハイグリップに、そしてマシンのエンジン出力はより、強烈なものになっています。

実感されている方も少なくないと思いますが、走行中には
スイングアームとアクスルシャフトは、ねじれ　や　たわみ　といった変形が生じています。

※下記は純正とKOODとの アクスルシャフトの変形の比較の研究の一コマ。

そこへ、KOODのアクスルシャフトを装着するとどうなるのか。

ざっくりとご説明しますと、純正よりカタいアクスルシャフトにより、剛性が増します。
※カタい　と申しましても、硬度だけでなく、粘り強さや、元に戻ろうとする力などを含めた【カタさ】をさします。

また、この【カタさ】は、路面追従性や衝撃吸収性などをシャフト自体に持たせるために独自の熱処理による【調質】により生まれた、KOOD独自のもの。

焼入れや焼戻しの温度や時間などのレシピは企業秘密となっております。

言い方を変えますと、その熱処理の方法が全く違うため

アクスルシャフトを製造するメーカーさん　それぞれ
乗り心地やコンセプトが異なるということ。

弊社の場合は比較的、「柔らかな乗り心地」を狙い
レース等ではなく、あくまで一般道で効果を発揮できるよう 【調質】 を行っております。

これまでのお客様の声をお借りすると
・登り坂でも背中を押すようにぐんぐん走る。
・ピボット/リアシャフトを交換すると走りがなめらかになった。

と表現されるように、変形を寄せつけず

しっかりと前に車体を押し、
リアタイヤを潰すこと、トラクションを増大させることに寄与する点が
ピボットシャフト、リアシャフトの効果効能と言えます。

速さ、スピードを求めるもの　よりも